『生誕120年 芥川龍之介』

拙著『澄江堂主人』全3冊が完結した今年2012年は、
芥川龍之介の生誕120年、没後85年だったのでした。
春には新聞に特集記事が掲載されたりしてたのだけれど、
その頃はまだ連載中で、
「もう少し早く終わって単行本が出ていたら
便乗して売れたかもしれなかったのに…」と、
自分のウカツを嘆きながら描いていたのでした
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その生誕120年を記念したムック本
『生誕120年 芥川龍之介』が刊行されました。
これから芥川を読んでみようという人への入門書であるとともに、
没後85年の芥川の読まれ方の変化、海外での評価、
これまでの芥川研究史を概括して最新の研究の成果も紹介されており、
ファン、マニアをも満足させる内容になっていいます。

【書 名】『生誕120年 芥川龍之介』
【編 者】関口安義
【発売日】2012年12月
【発行所】翰林書房
【判 型】A5判/本文320頁
【定 価】2800円+税

実は、私も、芥川を漫画化した者として、
拙い短い文章を書かせてもらっています。
「わたしと芥川龍之介」という入り口の章で、
芥川の孫でエッセイストの芥川耿子さん、
『トロッコ』を映画化した監督の川口浩史さん、
作家の北村薫さんなどの中に混ぜてもらっていて、
申し訳ない気分で申し訳ない。

資料としていろいろな芥川本を参照してきましたが、
近年刊行されたものの中では最も充実した一冊だと思います。
私の文章とは関係なく、
芥川に興味のある人には是非、お薦めです!
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by emikanta62 | 2012-12-24 15:52 | そのほか