漫画家・山川直人のブログです。


by emikanta62

『落穂拾ひ』

テレビドラマになったので
『ビブリア古書堂の事件手帖』を観てる。
原作を読んでる人たちのあいだでは
キャスティングに不満があったりするらしいけど、
毎週楽しく観てる。

その第2回目は、
小山清の『落穂拾ひ』が題材だった。
ドラマの中でやりとりされてた
新潮文庫のリクエスト復刊
『落穂拾ひ・聖アンデルセン』は、
出たときに買って読んで
うちの本棚で眠っている。

古書価が急騰しているというネットの噂で調べてみたら、
ヤフーオークションで2万3936円、
amazonのマーケットプレイスで3万2800円という、
とんでもない値段になっていた。
恐るべし『ビブリア古書堂の事件手帖』。

実は私も漫画の中で、
小山清の『落穂拾ひ』を取り上げたことがある。
古本屋通いが趣味の男が、
いつもの店で、
ケガで入院した店主の代わりに帳場に座った
若い女の子に恋心を抱くという、
それだけの短篇。
主人公が寝る前に布団の中で読んでる本を
小山清の『落穂拾ひ』にした。

漫画のストーリーと
『落穂拾ひ』の関係に気づいてくれたのは、
私の知る限り二人だけだった。
もちろん、古書価が上がるなんてことはなし。
すごいなあ『ビブリア古書堂の事件手帖』。

※漫画は『コートと青空』という題名で、
 『ナルミさん愛してる その他の短篇』という
 単行本に収録されています。
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by emikanta62 | 2013-01-28 22:54 | 日々のあれこれ