『写真屋カフカ』第1集

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これまで、写真、カメラを題材にした短篇を
たびたび描いてきましたが、
とうとうそのものズバリの題名で、
一昨年から連載を始めました。

実は、写真にもカメラにも詳しくないです。
ただ、亡父がフリーのカメラマンでした。
カメラマンというとカッコよさそうですが、
子供の目から見る父親の仕事は、
重たいカメラバッグを提げて帰ってきては
毎晩遅くまで暗室にこもる、
「写真屋」と呼ぶのが相応しいような、
地味な職人仕事です。

「本気でないならやるな」と言われ、
カメラには触らせてもらえません。
それなのに、
中学生の頃から撮影について行っての荷物持ちや、
暗室仕事など、ずいぶん手伝わされました。

カメラマンの仕事には夢が持てず、
漫画家を志しました。
職人仕事の自営業という点で、
親子して似たようなことやってるなあと、
可笑しく思うことがあります。

そういうわけで、
仕事でときどき出会う
カメラマンという職業の人たちには、
いつも親しみを感じています。
この漫画の主人公に
父親の面影はまったくありませんが、
そんな気持ちで描いています。
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【書 名】『写真屋カフカ』第1集
【著 者】山川直人
【装 釘】小沼宏之
【発行日】2015年9月
【発行所】小学館
【判 型】B6並製/176頁
【定 価】694円+税

読み切り連作の第1集です。
連載が続くかどうかは、
ひとえに単行本の売り上げにかかっています。
よろしくお願いしますは、
買ってくださいということで申し訳ありませんが、
よろしくお願いします。

(2015.8.31)






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by emikanta62 | 2015-09-15 05:27 | 漫画単行本 | Comments(0)