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テレビドラマになったので
『ビブリア古書堂の事件手帖』を観てる。
原作を読んでる人たちのあいだでは
キャスティングに不満があったりするらしいけど、
毎週楽しく観てる。

その第2回目は、
小山清の『落穂拾ひ』が題材だった。
ドラマの中でやりとりされてた
新潮文庫のリクエスト復刊
『落穂拾ひ・聖アンデルセン』は、
出たときに買って読んで
うちの本棚で眠っている。

古書価が急騰しているというネットの噂で調べてみたら、
ヤフーオークションで2万3936円、
amazonのマーケットプレイスで3万2800円という、
とんでもない値段になっていた。
恐るべし『ビブリア古書堂の事件手帖』。

実は私も漫画の中で、
小山清の『落穂拾ひ』を取り上げたことがある。
古本屋通いが趣味の男が、
いつもの店で、
ケガで入院した店主の代わりに帳場に座った
若い女の子に恋心を抱くという、
それだけの短篇。
主人公が寝る前に布団の中で読んでる本を
小山清の『落穂拾ひ』にした。

漫画のストーリーと
『落穂拾ひ』の関係に気づいてくれたのは、
私の知る限り二人だけだった。
もちろん、古書価が上がるなんてことはなし。
すごいなあ『ビブリア古書堂の事件手帖』。

※漫画は『コートと青空』という題名で、
 『ナルミさん愛してる その他の短篇』という
 単行本に収録されています。
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このあいだの雪はすごかった。
昼前から降り出して、
あっという間に町が真っ白になった。

以前は雪が好きだった。
結婚前、一人暮らしをしていたアパートで、
雪が降ると辺りの雪かきを買って出て、
大家さんに喜ばれたりしてた。

それがい、いまは、雪が怖い。
数年前の雪の翌日、
凍った残雪の上を一駅歩いて
レンタルDVDの返却に行って帰ってきた。
その晩から腰が痛くなって、
足がつっぱるようになって、
椎間板ヘルニアになってしまったから。

講談社文芸文庫で、
岩坂景子『木山さん、捷平さん』を読んだ。
木山捷平の評伝にふさわしく、
難しい言葉、大袈裟な表現のない、
とてもいい文章だった。

でも、内容は堪えた。
戦争も、貧乏も、病気やケガのことも、
小説を読んで知ってるつもりだったけど、
この人生はつらい。
他人の話でよかった。
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金沢在住のシンガーソングライター杉野清隆氏が、
ニューアルバム『ふらっと通り』の発売を記念して、
久しぶりの東京ライブを行ないます!!
『ふらっと通り』、前作『メロウ』で、山川は
ジャケット・イラストを描かせてもらっています。
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「マジカル・ミステリアースvol.13」
        〜杉野清隆『ふらっと通り』CD発売記念〜
【出 演】杉野清隆/Salta AL/ミックスナッツハウス
【期 日】2013年1月31日(木)
    19時オープン/19時半スタート(予定)
【会 場】東京・高円寺ペンギンハウス
【料 金】1,800円(ドリンク代別途)
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※アルバム『メロウ』『ふらっと通り』Amazonでも発売中!
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by emikanta62 | 2013-01-15 05:10 | お知らせ
ラジオに出ます。
文化放送のワイド番組「くにまるジャパン」の中の
「本屋さんへ行こう!」というコーナーで
『澄江堂主人』のお話をさせてもらいます。
1月15日(火)、
お昼の12時10分から20分程度だそうです。

※追記
無事に終わりました。
オススメ本として
関口安義編『生誕120年芥川龍之介』(翰林書房)
近藤ようこ『戦争と一人の女』(青林工藝舎)
を紹介しました。
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by emikanta62 | 2013-01-13 16:39 | お知らせ
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昨年11下旬から描いていた短篇、
ほんとは年内に完成させたかったんだけど、
4日ほど新年にこぼれて脱稿。
短篇といっても、
短篇の中ではこれまでで最長のもの。
『澄江堂主人』をまだ連載中だった
一昨年の秋から考えていたものを、
描きあげることができてホッとした。

ノロウィルスのおかげで、
もともとあまり熱心ではない年末年始の行事を
ほとんど省略してしまったので、
年が明けた気がしない。

昼過ぎにチャイムの音で玄関を開けると、
いつもよく来る宗教の勧誘だった。
パンフレットをさし出されてふと下を見ると、
小学校にもあがらないような小さな女の子が、
寒さに頬を赤くしてこちらを見上げている。
目が合ってしまった。

大人ふたりと小さな子供というのは
いつものことなのだけれど、
今日は女の子があんまり可愛くて、
思わずパンフレットを受け取り、
「寒いですからお気をつけて」と、
ふだん誰にも言わないようなことを、
つい言ってしまう。

あの子はきっと、
きれいな女の子になるだろう。
やっぱり信者になるんだろうか。
それとも反発してならないんだろうか。
まだ正月の松もとれない寒い日に、
知らない人の家の玄関を回ったことを、
大人になってから
どんなふうに思い出すんだろう。
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新年早々尾籠な話で申し訳ない。
大晦日の朝、
腹を下して身体に力が入らず仕事にも集中できず、
夕方になって熱を計ったら37度8分あった。
トイレに行くと×××××××(自主規制)なので、
どうやらノロウィルス的なものに
やられてしまったらしい。

ネット検索で知った通り、
元旦の夜にはほぼ体調は元通りになったのだけれど、
翌2日の墓参りをキャンセルする。
妹夫婦と甥っ子姪っ子らも集まり、
そのあとみんなで食事をするのを、
楽しみにしている母に可哀想なことをした。
ウィルス持ちの身で行って、
万が一にも染してしまうと困るので。

その2日の夜、
高校のクラス会をやっていて、
こちらはもともと欠席のつもりだったのだが、
会場から級友が電話をかけてきた。
酔ってる上に電波の悪い場所らしく、
あちらもこちらも大声になる。
参加してる9人に電話を回され、
最後のひとりに「じゃあ、またな!」
と言われて電話を切ろうとしたら、
「よし、次は誰にイタズラ電話する?」
という声が聴こえてから切れた。
イタズラ電話だったのか!
わざと聴こえるように言ったのか?

そういうわけで
いろいろガッカリな新年のスタートになってしまった。
明日からよい年にしたい。
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