群馬県前橋の前橋文学館で開催中の
「『青猫』刊行百年記念展
『青猫が『定本青猫』に辿りつくまで」
に1頁の漫画を制作、原画を展示いただいています。
展示資料などを掲載した図録も刊行の予定で、
そちらにも掲載されるとのことです。
《展示内容》
第一詩集『月に吠える』から休作期を挟んで6年、
第二詩集として『青猫』、同時期に拾遺詩集として
『蝶を夢む』が刊行され100年を迎えました。
これを記念し、『青猫』に関係する原稿や初出誌、
詩集が刊行された前後の書簡などを紹介。
詩集『青猫』はどのような経緯と心情で成り立ち、
そして『定本青猫』へ至ったのか
背景をわかりやすく紐解きつつ、
さらに情慾や陰鬱に囚われた苦悩、
救いを求めた哲学思想など、
それらを独自の感性で
言語表現として昇華させた背景を追います。
(文学館HPより)
【タイトル】「青猫」刊行百年記念展
「青猫」が「定本青猫」に辿りつくまで
【期日】2024年1月27日~5月26日(9時~17時)
【会場】前橋文学館2階展示室
【料金】一般500円(朔太郎展示室も観覧可)
【文学館HP】https://www.maebashibungakukan.jp
2019年に萩原朔太郎『猫町』を漫画化したので
お声がけいただけたのだと思います。
とても光栄で嬉しかったです。
これまでに三つの萩原朔太郎作品を漫画化しています。
『猫町』(単行本『機械・猫町・東京だより』収録)、
『この手に限るよ』(単行本『地球の生活』収録)、
『遺伝』(自主制作本『雨が降るとは聞いてなかった』収録)。